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JOURNAL

ものつくりの背景とお知らせ。

2018.03.09

IGOKOCHI Pants

 

居心地がいいと感じる時は人それぞれ違いがあります 。共通するのは「気持ちがいい」という感覚。そんな幸せな時間を共にするパンツがコンセプトです。心も身体もリラックスした時間を過ごしリフレッシュをする場面を想像しました。時には寝起きのまま身なりを整えずただダラダラとその日を過ごすのも好きなのですが、寛ぐことを楽しむ為に作られた服を身に纏うことでその1日の充実感やリフレッシュ感も得ることができます 。心地いい時間を過ごす為のパンツがigokochiです。
生地については肌触りの良さと着心地の良さを意識しました。着た瞬間だけの良さではなく、着続けても感じられることも生地選びの大きなポイントにしています。 肌触りの良さについては直接肌に触れる生地の裏側が起毛していて、その起毛感をより感じられるよう生地自体の柔らかさも持ち合わせ、着心地の良さについては身体の動きにストレスを感じさせない伸縮性を意識しました。今回選んだ生地はフリース素材、表面は毛玉になりにくくする為に毛足をカット加工し、裏面は肌触りのよい柔らかさのある起毛加工を施しています。着心地についてはひざが出にくくなるように伸びすぎないこと、また伸びたままになりにくい生地を選びました。上着としてのフリースには馴染みがあると思いますが、このフリースのパンツの着心地は他の生地では味わえない良さがあります。
デザインディティールについては着心地と見た目のシンプルさを意識しました。全体的にできるだけ表に見えるステッチを排除しよりシンプルな見え方にしています。また縫い代や裾はロックミシンをせず、切りっぱなしにしています。 生地の持つ肌触りのよい特性を生かした仕様です。
ウエストについて、パンツはほぼウエストだけで着ています。パンツを安定させるためにはウエストを締めます。ある意味では負担をかけています。ウエストがゴムのパンツでもよりストレスを軽減するためにゴム自体にできるだけステッチを入れない仕様にしています。ゴムを伸縮性のある生地で包むことで身体とゴムに遊びが生まれ、身体の動きにゴムが沿うように柔軟に動き着心地を良くしています。
脇は縫い目がありません。内股だけを縫製をして筒状にしています。この内側に縫い代が無い仕様に意識をして 他のパンツ着比べてみると着心地の良さを感じられます。内股の縫製も縫い代を表側に出しています。これも同じように着心地への追求と見た目のデザインにもバランスのよい仕様にしています。
裾については縫製はせず、切りっぱなしにしています。通常のステッチで裾上げをしてしまうとフリース素材に厚みがあるので裾部分にボリュームが出過ぎてしまうのを回避しています。また股下を短くしたいときには ハサミで切ってください。内股の縫いを裾から約10cmはどこで切っても解けにくいように糸を変えミシンの針目を小さくし縫製しています。
シルエットについては着心地の良さを重視しつつもすっきりしたフォルムを意識しました。着心地を左右するヒップ、ワタリ、股上は過ぎない程度にゆとりを持たせ、全体のフォルムはバランス良くすっきり見えるように膝からテーパードさせ裾幅を細めにしています。脇に縫い目がないので脇線が丸みを帯びずすっきりとみえるのもシルエットの特徴です。

IGOKOCHI Pants

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