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JOURNAL

ものつくりの背景とお知らせ。

2018.03.13

NOMADO Pants

 

海外出張 がコンセプト。車や飛行機の移動は限られた空間の中、長い時間座ったままの姿勢なのでかなりストレスを感じます。少しでも快適に過ごせること、そして移動の前後に仕事があることを想定しました。 Nomadとは遊牧民とあり、Nomad Workerとはノートパソコン、タブレットやスマートフォンなどを使いオフィス以外のWi-Fi環境のあるあらゆる場所で仕事をする人とあります。
このnomadを日本語にしてnomadoという品名にしました。
生地については 、軽さ、 伸縮性、シワになりにくい、を意識し、綿ではなくポリエステル素材の中から選びました。ポリエステルで機能性を優先するとスポーツテイストが強くなってしまいます。今回は生地の見え方を優先し品のあるキレイに見える生地を選びました。 細い糸を高密度で 織り上げているので少しハリのある綿素材のような風合いがあり、ポリエステル糸の特性であるシワになりにくく伸縮性も持ち合わせています 。それと主に飛行機内での食事の際に飛行機の揺れなどで食べ物や飲み物をパンツにこぼしたことありませんか?私はよくしてしまうのでこれも考慮しました。生地の最終工程で撥水加工を施し汚れにくさも加えています。この生地は清涼感を感じるサラッとした肌触りで伸縮が程よく着心地がとても良い生地です。
デザインディティールについては快適さと商談などで失礼がない見た目を意識しました。快適さについては長時間座ったままでのムレを軽減することと、機内で必要な身の廻りのものを収納できるポケットをつけました。ムレについては内股にベンチレーションファスナーを付けファスナーを開けるとメッシュ素材になっているので少しファスナーを開けてあげるだけでムレが軽減されます。収納ポケットはTEBURA PANTSでも採用したFRY OUT飛び出すポケットを採用しました。機内に入る前に、パスポート、ボールペン、クレジットカード、イヤホン、充電コード、アイマスク、マスク、文庫本、アメ、など機内で身の廻りに必要なものをこのポケットに収納しておくととても便利で忘れることも少なくなります。パンツの前ポケットなどは座っているとコインなどが滑り落ちることもあり、後ろポケットは座り心地が悪くなります。FRY OUTポケットはウエストにぶら下がっている感じなので席に座っても融通が利き違和感がありません。またファスナーが付いているので安心です。
ウエストは後ろ身頃をゴム仕様にしています。席に座ったらベルトを1穴緩めてウエストのストレスを少なくしてあげてください。ウエストにヒモはついていません。ポケットの袋布は肌に触れる側はメッシュ素材を採用し通気性を確保しています。座った時に後ろポケットにボタンがあると少し違和感があることがあるのでフラップを採用しました。このフラップはポケット内に収納もできるので座る時はなるべく中に収納しハンカチなど何か 入れる際にフラップを出して滑り落ち防止にしてください。ちなみに服飾でいうフラップのことを工場の職人たちは雨蓋(あまぶた)と呼びます。ポケットに雨がかからないようにするためのおおいだそうです。
後身頃のセンタークリースは防シワ としても効果があり、前身頃には裾にダーツを入れセンタープレスを入れやすくしました。センタープレスが入っているパンツはちゃんとして見えることで商談などでも相手に対して失礼が無いよう配慮をしました。出張で商談となると足元は革靴の場合が多いと思います。革靴にも合うパンツとの思いからセンタープレスが入っていることと裾幅を細めに調整しました。
シルエットについては快適さが必要なのでヒップとワタリには少しだけ余裕を持たせ、ひざと裾はスッキリと見えるように細めにしています。全体のフォルムは細めですが、着心地はとてもよく仕上がっています。
このパンツは常にセンタープレスをバッチリ入れてスッキリと着ていただきたいパンツです。

NOMADO Pants

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